札幌センチュリー病院内視鏡センターは、平成17年12月1日に日本消化器内視鏡学会指導施設に認定されております。
このことは一定の診療、治療レベルを保っていると認定された結果であり、その後も全国レベルの内視鏡手技を継続施行してきております。
内視鏡センター専属の内視鏡スタッフを配置し検査に当たっており、日本消化器内視鏡学会認定の内視鏡技師資格のスタッフも3名配属しております。
月曜日から土曜日まで、毎日2人以上の内視鏡専門医 (当院専門医4名、北海道大学消化器内科から6名 ) が〝苦痛のない検査〟をモットーに検査にあたっております。
胃は極細経内視鏡による経鼻内視鏡検査、大腸は鎮静下無痛内視鏡検査とし、「苦しいから内視鏡検査はしたくない」という方も、安心して検査を受けることができます。
大腸ポリープは同意をもらいその場で切除し、検査・治療が1回で終了するようにしています。
また早期胃がんに対して外科手術に代わって近年新しい手技である内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) も積極的に施行しております。 内視鏡検査・治療についていつでもご相談いただければ・・と思います。
医療法人菊郷会 札幌センチュリー病院
河上 純彦
上部消化管内視鏡検査 ・下部消化管内視鏡検査、治療
上部消化管
- 病変の一部を採取し細胞を顕微鏡で確認する(生検)
- 内視鏡を用いてポリープや癌、粘膜などの切除
- 経口で栄養摂取できない患者様に「胃瘻増設 (PEG)」
PEGによる経腸栄養は、患者様に目覚ましい機能回復をもたらします。
下部消化管
- 病変の一部を採取し細胞を顕微鏡で確認する(生検)
- 大腸ポリープや粘膜又は粘膜下層へ僅かに広がっている早期がんを、内視鏡を使って切除します。
胆・膵 内視鏡検査
- 胆管あるいは膵臓の病気を診断するために、口から内視鏡を挿入し行う検査
( 内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査 = ERCP )
当院では平成22年12月より「カプセル内視鏡検査」を導入致しました。
「カプセル内視鏡検査」 は、ビタミン剤とほぼ同じサイズのカプセルを口から飲み込み、消化管を通過しながら十二指腸・空腸・回腸からなる小腸全体(約6m)を撮影し、その画像をもとに小腸の診断が行われます。
カプセルには、CMOSやCCDで構成されたカメラ及び無線装置が内蔵され、蠕動運動によって移動しながら1秒間に2コマづつ腸内を撮影します。
8時間かけて約55,000枚の静止画像を撮影し、記録装置に転送します。カプセルは排便時に体外に排出されます。
カプセル内視鏡検査の流れ
○検査前日
- 消化のよい食事を午後10時までにとり、その後の飲食はお控え下さい。
- 喫煙はカプセルを飲む24時間前からできません。
○検査当日
- アンテナを腹部に貼付し、記録装置をベルトで腰につけます。
- カプセル内視鏡を少量の水で飲み込みます。
その後は職場に・ご家庭にお戻りいただけます。
○検査中の食事制限について
保険適用について
カプセル内視鏡検査は、いままで内視鏡検査で難しかった小腸の疾患の発見に威力を発揮します。
上部・下部消化管の検査をしても、原因不明の消化管出血を伴う小腸疾患を診るために画像診断が必要と医師が判断した場合、保険適用となります。
(3割負担で約3万円) 自費による検査も可。